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医療事務の独学に必要なテキスト、問題集。市販のおすすめはこれ

 

医療事務の資格取得に向けて、独学したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

でも、書店に行ったらテキスト・問題集がズラリと並んでいて、どう選んだら良いの?と戸惑うことはありませんか?

そこで、医療事務の独学に最適な市販のテキストと問題集の特徴とおすすめポイントを徹底解説します。

 

医療事務の勉強を始める前にまずは取得を目指す資格を決める!

 

医療事務と言えば、若い女性から主婦層に根強い人気のある資格ですよね。

現時点では、医療事務に関する国家資格はありませんが、民間資格の種類は実に多数です。

数多い医療事務の資格の中で、もっとも人気が高いものはメディカルクラークですね。

メディカルクラークの資格を取得するには、医療事務技能審査試験をクリアする必要があります。

また、医療事務管理士も根強い人気があり、この資格取得を取得するには医療情報実務能力検定試験に合格することです。

医療事務のおもな業務はレセプト作成ですが、請求業務に関する全般的な知識が問われる試験としては、レセプト点検業務技能検定試験があります。

もちろんこの他にも数えきれないほどの医療事務の資格が存在します。医療の現場で活躍したいのなら、どの資格を取得するのか目標を定めることがファーストステップです。

取得したい医療事務の資格が決まったら、いよいよ独学で知識・技能の習得、これがセカンドステップです。

取得を目指す資格の種類によって、テキストや問題集の選び方や学習のスケジュールも変わってくるので、ここは重要ポイントですよね。

 

医療事務の独学・勉強に必要なテキストは4つ

 

医療事務について独学で知識と技能を習得するにあたり、まずはどんなテキストを揃えておけば良いのでしょうか。医療事務の学習で、最低限揃えておくべきテキストは4種類あります。

診療報酬の点数早見表

診療報酬の点数早見表は、レセプト作成業務に必須の存在、医療事務のマストアイテムですね。

診療報酬の点数早見表は、定期的に改正されます。そのため、常に細心のものを揃えておく必要があります。

診療報酬の点数早見表は医学通信社から販売されているものだと、価格は税抜4500円です。

医療事務の仕事内容を解説したテキスト

医療事務の仕事の大半はレセプト業務ですが、医療の現場では来院する患者の受付業務を行うこともあります。

医療事務の資格取得を目指すにあたり、医療事務の心構えや仕事の内容について解説されたテキストが必要ですね。

医療事務の仕事内容を解説したテキストは多数の出版社から販売されていますが、価格は1800円~2500円前後のものが多いですね。

受験する資格の過去問

医療事務の試験の合格を目指すには、テキストとともに問題集が必要になってきます。

独学で医療事務の資格取得を目指す場合、学習の目安となる期間は資格の種類によっても格差が生じます。

しかし、医療事務のどの試験を受験するにしても、必須となるのが過去問題集です。

過去問を解くことで、試験の出題の傾向を把握することが出来るし、何度も繰り返して問題を解くことによって、理解を深めることができます。

医療事務の過去問のタイプは大きく2種類、テキストと過去問が一体化されたもの、もうひとつは過去問のみ掲載されたものです。医療事務の過去問の価格は、2500円前後が相場です。

医療事務の過去問は中古本も多数販売されてはいますが、年を追うごとに出題の傾向も微妙に変化するため、やはり最新のものを選んでおくことをおすすめします。

レセプト作成のテキスト

医療事務の専門的な知識と技能を習得するのに、レセプト作成のテキストは絶対に外せないですよね。

医療事務の試験では学科試験と実技試験がありますが、実技試験をクリアするために必要となるのがレセプト作成のテキストです。

レセプト作成のテキストで点数表の基本をしっかり押さえておきましょう。

このテキストには、レセプト作成・レセプト点検に関する内容が盛り込まれています。レセプト作成のテキストの価格は3000円前後が相場です。

これらの4点のテキスト・問題集にかかる費用は、10000円~13000円前後となります。

 

医療事務の独学におすすめ市販のテキスト、問題集はこれ

 

医療事務について独学で資格取得を目指す人に向けて、おすすめの市販のテキスト・問題集について最新のものをご紹介しましょう。

なお、こちらで紹介するテキストや問題集は、2019年2月時点で最新のものとなります。

2018年版 医療事務 診療報酬請求事務能力認定試験(医科) 合格テキスト&問題集

このテキスト・問題集は、日本医療保険事務協会の診療報酬請求事務能力認定試験に独学でチャレンジする人に最適です。テキストと問題集の一体型なので、とても重宝する存在です。

第1章では図解やイラストを交えて医療事務の基本を学び、第2章では実技試験の過去問が収録されています。

さらに第3章では。学科試験の過去問でとくに重要度の高い問題に絞って収録されています。診療報酬点数早見表がついていて、取り外せるので便利ですね。

世界一やさしい「医療事務」の超入門講座

この本は、「医療事務って主婦に人気の高い資格だけど、実際にはどのような仕事をしているの?」そんな疑問を解消したい方に最適です。

とくに近年は、高齢化が急速に進む中で医療の制度がめまぐるしく変化しており、医療事務の業務も進化してきました。

医療事務に興味のある方や、医療事務の資格を取得した後にも、仕事を始める前の心得の書としてもぜひ一冊揃えておきたいですね。

医療事務の資格を取得したら、それを活かすことが肝心です。そのような方に必読の書となることでしょう。

レセプト作成テキストブック 医科 平成30年4月版

医療事務について学科試験では、ある程度の基礎知識をしっかりマスターすれば点数が取れますが、実技ではレセプト作成・点検の知識技能が求められます。

独学で医療事務の資格取得を目指す上で、レセプトの基礎をしっかり学んでおかなくてはなりません。

この本は、医科点数表の基本中の基本を習得すること、まずはここから始まります。

第1章では保険請求業務の基礎知識、第2章では基本診療料、第3章では特掲診療料、第4章はレセプト作成といった構成です。全体的にレセプト作成を通して、医療事務の基本を学習することができます。

初級者のための医療事務【BASIC】問題集 2018年

この本は、全国医療福祉教育協会による医療事務2級の試験合格を目指す人向けの問題集です。

さらに、同協会主催の医療秘書2級・電子カルテ実務能力認定試験・医療事務OA・医師事務作業補助の試験の内容も盛り込まれています。

まさに、医療事務のスペシャリストを目指す人に最適な一冊です。複数の資格を取得したい方には、マストな存在となりそうですね。

 

医療事務の独学のメリット、デメリットは?

 

医療事務は主婦に根強い人気の資格ではありますが、独学で知識と技能を習得するには、メリットもあればデメリットもあります。

これから医療事務にいて独学でマスターしたい人、すでに独学で試験合格に向けて学んでいる人も、メリットとデメリットをしっかり踏まえておきたいですね。

医療事務の独学のメリットとは?

通学・通信講座と比較しても低コスト

医療事務を独学でマスターする最大のメリットを挙げると、通学・更新講座と比較しても、費用が圧倒的に安いことです。

スクールや講座に通学する場合は、交通費と時間がかかることもありますが、独学では在宅での学習なのでムダな費用を大幅に省けます。

通信講座を受講する場合、テキスト・問題集・DVD・添削課題などがあります。

独学だとテキストと問題集と診療報酬の点数早見表、あとはレセプト作成のテキストを揃えておけば良いので、低コストですよね。

空いた時間にマイペースで学習できる

独学の最大のメリットは、空いた時間を有効活用して、マイペースで学習を進められることです。

その点では通信講座も同じですが、通信講座を受講する場合は受講期限があります。

独学だと受講期限がなく、自分のライフスタイルに合わせて学習を進められるので、その点は安心ですよね。

医療事務の独学のデメリットとは?

独学なので周りに聞く人がいない

医療事務を独学でマスターする人にとっての大きなデメリットは、学習の途中で質問事項があっても周りに尋ねる人がいないことです。

学科ではある程度暗記することは可能ですが、実技ではレセプト作成・点検業務について基本をしっかり押さえておかなくてはなりません。

学習の途中に1度つまずいてしまうと尾を引いてしまい、中には学習を中断する人もいるようです。

医療事務に限って言えることではありませんが、独学で知識と技能を取得するのなら、根気強さと意志の強さは絶対に必要ですね。

独学だと共に学ぶ仲間がいない

医療事務の資格取得を目指す人は、全国各地にたくさんいます。しかし、自宅での独学だと共に学ぶ仲間がいないのが寂しいですね。

学習の途中でつまずくことがあっても、同じ志を持つ仲間がいれば、お互いに励まし合い、時には叱咤激励しながらも学習のモチベーションを上げられます。

資格取得後の就業サポートがない

通学・通信講座を受講する場合は、医療事務の資格取得後の就業サポートが受けられることもあります。と

しかし、独学だと就業サポートがなく、自分で働き口を探さなくてはなりません。

独学の場合、基本的には自己責任・自己管理・自力解決、この三本柱となります。

 

医療事務の独学、勉強法に迷ったら通信講座がおすすめ!

 

医療事務の資格を取得する方法は、独学だけではありません。

近くに通学するスクールや講座がなくても通信講座を受講する方法もあります。

医療事務の資格取得者の多くは、通信講座で学んできました。

最初は「医療事務の資格を取得するなら絶対に独学で一発合格を目指さなきゃ!」と意気込んでいても、いつのまにか諦めてしまう人も少なくありません。

それなら、医療事務の資格を目指して通信講座を受講してはいかがでしょうか。

医療事務の資格取得を目指して通信講座を受講するメリットを3つ挙げてみました。

受講期限があるから目標ができる

医療事務の通信講座を受講する場合、受講期限とサポート期間が限られていることにデメリットだと受け止める人もいます。

しかし、受講期間とサポート期間が最初から決められているからこそ、自分なりに目標を持てるのです。

たとえば、受講期間とサポート期間が8ヶ月と決まっている場合、「なんとか8ヶ月以内に試験をクリアしよう。」

「この間にわからないことがあれば、講師に質問しておこう。」という気持ちになれるはずです。

デパ地下にて期間限定で人気のスイーツが販売されると、「この日までに行かないと買えない。」だからみんないそいそと出かけて行くのです。

どんなに人気の高いスイーツでも、ずっと販売されている場合は、「いつでも行けるから、わざわざ今日行かなくても。」という気になっちゃいますよね。通信講座の受講もそれに近いものがあると思いませんか?

何事も期間があるから頑張れる、そういうものです。

在宅受験が可能な通信講座もあり

医療事務の資格は多数ありますが、受講する講座によっては在宅での受験が可能なものもあります。

子育てや介護に追われる日々を過ごしている人は、自分の意志で外出することさえ思う用にできません。

在宅受験だと交通費と時間の手間を省けるし、受講期間内であれば何度でも受験できるので便利ですね。

医療事務の通信講座は受講料が安い

通信講座では受講料が高いものもありますが、医療事務は比較的安いですね。

弁護士や行政書士などの士業を目指す場合は、学ぶ内容が幅広く、難易度が高いのです。

その点、医療事務は学習する内容が少なく、短期間で資格取得を目指せるので、受講料金もリーズナブルです。

 

まとめ

 

この記事では、独学におすすめのテキストや問題集の紹介、独学のメリット・デメリットなどについてお伝えしました。

医療事務の資格取得に向けて、日々独学で頑張る人もいれば、通信講座を受講する人もいます。中には、スクールや講座に通学して熱心に学ぶ人もいます。

医療事務の資格取得を目指して、どの勉強法が自分に合うのか、人それぞれさまざまな違いがあって当然です。

スクールに通学したいと思っていても、近くに通える場所が見つからず、独学でマスターする人もいます。

独学で医療事務の知識と技能を習得するには、自分の目指す資格に見合うテキスト・問題集選びが肝心です。

そして、独学でもっとも必要なことは、途中で挫折しても必ずやり遂げるという強い意志です。

この2つの要素がしっかり揃っていれば、合格切符をゲットする人も近いことでしょう。

 

 

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