我が家のルーツについて知りたいと思ったことはありませんか?
でも家系図を作るのは至難の業、古い歴史をたどって手書き作成は大変ですよね。
そこで、スマホ片手に簡単に作成できる家系図アプリ5選・上手な選び方・家系図アプリ以外にも便利な家系図作成ツールをご紹介します。
家系図が作れるアプリおすすめ5選!
今やスマホ1台あれば何でもできる時代、家系図アプリがあれば我が家の歴史を知ることも簡単にできます。
家系図を作成しておけば、贈与・相続の時にも役立ちます。
数多い家系図アプリの中から厳選5選を一挙まとめてご紹介しましょう。
家族の系譜
「家族の系譜」は、不自由研究所から提供された家系図アプリです。
このアプリで作成した家系図は、プリントアウトも可能です。家系図を画像として保存しておくことも可能です。
保存したデータは、もちろん万全なセキュリティで外部に漏れる心配もありません。
「家系図を作るのはまだまだ先でいい。」という人にも、別の使い道もあります。
日の出・日の入り・干支・厄年・和暦西暦の変換機能も便利です。
命日を入力すると一周忌・三回忌などの法要を自動計算します。
価格:無料 (ただしApp内課金あり)
対応OS:Android
機能:家族年表の作成
命日・誕生日など家族の大切な日のお知らせ機能。登録可能な人数は83人まで
MyRoot2
ハッピーメモリーズ株式会社から提供されている「MyRoot2」は、他の家系図アプリとはひと味違います。
緑色の背景色に1本の木がそびえ立ち、白い大きな木の中に「roots」の文字、これが「MyRoot2」アプリのアイコンです。
戒名・個性登録履歴を保存する機能も搭載されているので、終活にも役立てられます。
この家系図アプリを通して、我が家のルーツをたどりながら家族との強い絆を深めてはいかがでしょうか。
価格:無料
対応OS:iPhone
機能:戸籍・記念日・旧姓・戒名の登録・保存機能
つくれる家系図2 for Android
「つくれる家系図2 for Android」は、定番の年賀状ソフト・筆まめの運営会社から提供されています。
パソコンとの連携がスムーズなので使い勝手が良いです。
法事や新年会など、親族が集まった時にもパソコンの画面から閲覧・編集ができます。
なお、この家系図アプリを利用するには、パッケージ版の「つくれる家系図」の登録手続きが必須です。
価格:無料
対応OS:Android
機能:贈答管理機能。記念日・法事・慶弔の日が近づいた頃にメールで知らせてくれる機能
家系図アプリ by 名字由来net
「家系図アプリ by 名字由来net」は、App Storeアプリ総合第1位を獲得、会員数は15万人以上です。
このアプリを利用するには無料会員登録の手続きが必須です。
運営会社の株式会社リクスタはプライバシーマーク取得企業です。
無料会員とプレミアム会員がありますが、無料でも高機能なので十分に満足できます。
家族の重要な情報は任意で公開・非公開の設定が可能です。
価格:無料 (ただしApp内課金あり)
※プレミアム会員は月額240円
対応OS:iPhone・iPad・Android
機能:人物の登録は無料会員は50名まで・プレミアム会員は19親等800名まで。苗字に関する情報が豊富
親戚まっぷ8
「親戚まっぷ8」は、株式会社石川コンピュータ・センターが提供する家系図アプリです。
パソコンの「親戚まっぷ8」に対応しており、以前のバージョン5・6・Nで作成したデータももちろん使えます。
ダウンロードは有料ですが、利用料は完全無料です。
価格:360円
対応OS:iPhone・iPad・Android
機能:「親戚まっぷN」からさらに進化した家系図アプリ
家系図に続柄・生年月日など任意に項目を選んで家系図に表示できる
直径家族図・蝶型家系図など家系図の表示の切り替えが可能
再婚・離婚時の子どもの親権に関する情報を家系図に組み込み可能
家系図には個別に人物の情報を表示することも可能
親族の親等数・続柄を自動的に表示する機能
作成した家系図をプリンタで印刷可能
家系図アプリを選ぶポイント
家系図アプリを上手に選ぶ重要ポイントは、1に価格・2に対応OS・3にその家系図アプリならではの独自の機能です。
無料か有料か
家系図アプリは数多くありますが、やはりもっとも気になるのがコストですね。
家系図アプリの料金体系はおもに3つあります。
アプリのダウンロードから利用料が完全無料のアプリ、つまりゼロ円です。
家系図アプリによっては、一部の機能が制限された無料版と高機能な有料版があります。
中には、月額制の家系図アプリもあります。
徹底的に低コストにこだわるなら完全無料のアプリ、コスト高でも高機能にこだわる人なら有料版もおすすめです。
対応OS、デバイスを確認
家系図アプリを選ぶ前に、対応OS・デバイスについて要確認です。
家系図アプリによっては、Androidのみ対応・またはiPhoneのみ対応しているものもあります。
今後はスマホの買い換え・乗り換えを検討しているなら、iPhone・iPad・Androidとすべて対応可能な家系図アプリを選んでおくと無難です。
特徴的な機能はあるか
多数の家系図アプリがありますが、機能や特徴にも格差があります。
家系図を作成する上でどんな機能が必要なのか、ニーズに見合うアプリを選択しましょう。
とくに我が家のルーツを探るとまではいかなくても、祖母・父母・自分・兄弟姉妹・子ども・孫の代までの家系図が必要な場合は、無料版で十分です。
我が家のルーツがどこにあるのか、深く掘り下げていくのであれば、遠縁やご先祖様の情報を保存できる高機能な家系図アプリが最適です。
アプリ以外の家系図作成ツール
スマホ専用の家系図アプリ以外にも、家系図を簡単に作成できるツールは多数あります。
ここではパソコンで家系図を作成することを前提に、おすすめの家系図作成ツールをご紹介しましょう。
エクセル:家系図テンプレート
家系図をパソコンで作成するなら、マイクロソフトのエクセルで作成する方法もあります。
相続の準備のファーストステップとして、我が家の家系図をエクセルで作成してはいかがでしょうか。
父母・祖父母・配偶者・子ども・孫の代までの家系図が必要ならエクセルの家系図テンプレートで十分です。
エクセルの家系図のテンプレートは完全無料、必要に応じて内容をカスタマイズ可能です。
エクセルのソフトを使いこなせる人なら、簡単に家系図を作成できます。
作成したデータを保存して、他のパソコンで編集する場合でも、互換性が高いので十分使えます。
パソコンにエクセルのソフトが搭載されていなくても、互換性のあるGoogle スプレッドシートやオープンオフィスなどで利用可能です。
ただし、エクセル自体に家族の誕生日や法要の日を記憶させる機能はありません。
そのため、スマホの家系図アプリと比較するとやや物足りないかも知れません。
単純に家系図を作成するだけなので、スマホの家系図アプリのように多機能とまではいきません。
家系図を作れるフリーソフト
パソコンで家系図を作成する場合、ワードやエクセルを使う方法以外にはフリーソフトがあります。
フリーソフトなら完全無料で利用できるのでコストを気にする必要もありません。
家系図が作れるおすするのフリーソフトを2つご紹介しましょう。
おすすめの家系図を作れるフリーソフトは、「エクセル家系図」です。
このソフトはVector (ベクター) のウエブサイトからダウンロード可能です。
家族に関するデータを入力して、それを元にエクセル上で家系図を自動的に作成できる利便性の高いフリーソフトです。
入力したデータと家系図につながりがあるので、簡単に修正できます。
ただし、エクセル以外のソフト (オープンオフィスやグーグルスプレッドシートなど) での動作環境については確認されていません。
「家系図ツールズ(Free Edition)」は、エクセルを持っていなくても利用可能です。
個人情報の入力がスムーズで、家族の写真の掲載も可能です。
わかりやすくて見やすい家系図を作成するのに適しています。
これらのフリーソフトを使用する場合、完全無料である反面、サポートを受けることができません。
ただし、使用感の感想・質問・要望に応じてくれる相談窓口が設けられている場合もあります。
家系図作成サービスに依頼
「パソコンやスマホが苦手! 家系図を作成するにはどうしたらいいいの?」とお悩みの方は、家系図作成サービスに依頼する方法もあります。
家系図作成サービスを利用する場合、サービス内容と技術的な部分について確認しておく必要があります。
作成料がいくらかかるのか、事前に見積もりを出してもらうことです。
外部の人に依頼する以上、もっとも注意すべきは個人情報の保護・管理体制です。
家系図作成のプロに依頼するには、親族の人数・続柄などをしっかり把握しておかなければなりません。
家系図アプリまとめ
この記事では家系図が簡単に作成できるスマホアプリ、パソコンのフリーソフト、上手な選び方について解説しました。
家系図を作成する作業は我が家の歴史・ルーツをたどる作業であり、家族の深い絆を強める良い機会です。
近年は、若いうちから終活を始める人も増えています。家系図の作成は終活のファーストステップです。
終活だけではなく、結婚式や法事の際に「親族はどの間柄まで招待すればいいの?」と迷うこともあるでしょう。
そんな時にもスマホアプリやパソコンで家系図を作成しておけば、冠婚葬祭にもおおいに役立てられます。
家系図を作成することで自分の家族のルーツを知り、先祖代々の歴史を深く知ることができます。
完全無料で優良な家系図アプリやフリーソフトも多いので、ニーズに見合うものを使ってみてはいかがでしょうか。