音楽が好きな人なら誰でも1度や2度は自作曲を人に聴かせたい!と思ったりしませんか?
作曲をするのにコード進行法など専門的な知識がなくてもスマホが1台あれば自由自在に作曲ができるってご存知ですか?
そこで初心者から使えるイチオシの作曲アプリを10種類厳選して、それぞれの特徴やメリット、おすすめポイントを徹底解説します。
作曲アプリ厳選10個!初心者から曲を作れるおすすめ!
GarageBand
作曲が初めての人はもちろん、ピアノやドラムなどの楽器ができる人にも重宝する無料の作曲アプリと言えば「GarageBand」ですね。
ピアノロール画面に直接打ち込みが出来る仕組みになっていて、作曲の初心者から経験豊富な人にも満足度の高い作曲アプリです。
「GarageBand」のおすすめポイントは、自由度が高いこと、ループ音源の種類が豊富、入力方法は打ち込みタイプとアコースティックタイプの2種類です。
シンセサイザーやドラム、ギター、ベースなどの音色が揃っているのでバンド色が強い曲作りにも最適!
PICO CHIPPER
作曲アプリにもいろんなタイプがあり、オーソドックスなタイプもあれば無料の「PICO CHIPPER」のようにユニーク性に富んだものもあります。
ファミコンが好きな人や一昔前のテクノポップテイストの音楽が好きな人にはこの「PICO CHIPPER」がとくにおすすめです。
「PICO CHIPPER」の音色は4種類、入力方法は1音ずつ選択するピアノロールタイプです。
ループ音源はありませんが、自由度が高い作曲アプリなのでユーザーの満足度も高いですね。最初の一歩からすべて自分で作曲したい、オリジナリティにこだわる人におすすめです。
Beatwave
「作曲の手法なんて全然わからない!作曲の経験ゼロ」そんな人に自信を持っておすすめしたいのが「Beatwave」の作曲アプリです。
他の作曲アプリと比較すると自由度はやや低いけれど、画面上に表示されるドットを軽くタップしたりなぞっていけば、アプリが自動的に作曲をしてくれる!
目で見て楽しみながらいつのまにか1曲できあがり! そんな手軽さが無料の作曲アプリ「Beatwave」の人気の秘密かもしれませんね。
音色の種類は20種類以上と豊富で、アプリの操作はタップやスワイプでとてもシンプルです。
Figure
「作曲なんて私には無理!」「作曲の経験はあるけど仕上がりまでに時間がかかる」そんな人におすすめの無料の作曲アプリと言えば「Figure」ですね。
楽器ができない人や作曲経験ゼロの人でも、この「Figure」のアプリがあれば誰でもほんの数分で1曲完成します。
「Figure」のアプリで作る曲は、リード・ベース・ドラムのシンプルな3つのパートで構成されます。
各パートの画面タッチは不要、楽しいゲーム感覚で作曲ができるのが魅力です。
音源はテクノッぽいテイストなので、このテの音楽が好きな人にはもう手放せない存在になりそうですね。
3分作曲 musicLine
「これまでゲーム感覚の作曲アプリを使ってきたけど、そろそろ本格的に1から曲を作りたい」そんな人に自信を持っておすすめするのが「3分作曲 musicLine」の無料アプリです。
作曲アプリを使ったことがない人でも、画面に表示されるピアノロールを上下したり軽くなぞるだけのシンプルな操作です。
「3分作曲 musicLine」の最大のおすすめポイントは、他の作曲アプリと比較すると音源の種類が実に豊富なので創作意欲が湧いてくるはずです。さらに音色は100種類以上も揃っているので、曲のイメージがつかみやすいですね。
PlayGround オーガニックリミックス
現在プロとして活躍するミュージシャンには、コード進行の基礎から応用をしっかり学んだ人もいれば、自分の感覚だけで作曲する人もいます。
「PlayGround オーガニックリミックス」このアプリは、自分で考えて曲を作るというよりは偶然から生まれ出る音楽をエンジョイしたい人向けです。
無料の作曲アプリ「PlayGround オーガニックリミックス」の使い方はとってもシンプル。ファーストステップとして演奏するテーマを選択します。
すると図形が出てきてあとは図形をなぞっていくだけで楽しく曲が作れます。画面に表示される図形は、ひとふで書きのような感覚でなぞるだけでOK。
音源・演奏テーマの種類は無料版で5種類、有料版では25種類もあります。
もちろん無料版でも音質の高さは抜群、図形をタップ・スワイプの簡単な操作で簡単に1曲作れるのが魅力ですね。
Music Maker JAM
無料の作曲アプリ「Music Maker JAM」のおすすめポイントは、作曲だけではなく自分の歌声を録音する機能がついていることです。
単にインストものの曲を作る時にはこの機能は不要ですが、歌入りの曲を作る時には手放せない存在となりそうですね。
音源は4種類と少ないですが、音色は8チャンネルのミキサーでミキシングと本格的です。
ソロで歌うのも良し、バックコーラスをつけるのも良し、音楽の能力に合わせた使い方ができます。
Medly
無料の作曲アプリでは圧倒的な人気を誇るのが「Medly」です。
「以前作曲アプリを使った経験があるけど、もっと高機能で無料のアプリがあれば」という人には「Medly」が断然おすすめです。
無料版では楽器の種類が16種類、有料版では140種類以上もの楽器の種類があります。
ただなんとなく思いつきで作曲をするのではなく、音楽的な理論による音が入っているので、初めての人にもプロ並みの曲が作れるのが魅力です。
音楽のテイストは700種類以上と実に豊富、入力方式は打ち込み式なので操作もしやすいですね。
打ち込みによる作曲をしたい人、完成度の高い仕上がりを目指す人に「Medly」を自信を持っておすすめします。
コーダナコンポーザー
打ち込みで作曲するよりも自分でメロディーを歌って曲を作りたい、そんな人にピッタリなのが「コーダナコンポーザー」の差曲アプリです。
こちらの価格は600円、入力方式は音符入力・鍵盤入力・音声入力の3種類です。
自分の感覚やその場のノリで曲を作るタイプの人には、「コーダナコンポーザー」がマストアイテムになりそうですね。自分の歌声・鼻歌・口笛をスマホのマイクに向けて、楽しみながら作曲できます。
このアプリには2小節程度のメロディーをモチーフにして、自動で曲を作る機能もあります。なんとなく思いつきで歌ったメロディーから名曲が生まれるかも!?
Paint Music(かんたん作曲 音楽シーケンサー)
曲作りの経験ゼロ!作曲に1度はぜひチャレンジしたい! そんな人にピッタリなのが「Paint Music(かんたん作曲 音楽シーケンサー)」の無料作曲アプリです。
楽器の音源はなんと128種類、リアルな音色が楽しめるのもこのアプリならではの魅力ですね。
もちろん楽器の経験ゼロの人でも全然大丈夫、必要なフレーズだけを選択してまとめて編集することも可能です。
このフレーズはボツにしたいけど、このフレーズはおいしいフレーズだからとっておきたい、そんな時は範囲選択で編集すればOKです。
鍵盤の画像を手指で軽くなぞるだけで楽々作曲できるので、電車に乗っている間にもちちょっとした空き時間にもつい触りたくなります。
作曲アプリを選ぶポイントは?
作曲アプリはあまりにも種類が豊富過ぎてどれを選んだら良いかわからなくなっちゃいますよね。
そこで、作曲アプリの上手な選び方をいくつかご紹介しましょう。
作曲アプリが初めての人は無料を選ぶ
作曲アプリを大きく2種類に区分すると、無料アプリと有料アプリに分かれます。
ハイクオリティな楽曲を作曲したい人は、有料にこだわることもあります。
しかし、無料の作曲アプリでも演奏のジャンルや音色の数が豊富なアプリや、操作がシンプルなのに自動的に作曲をするアプリなど高機能なアプリも多数あります。
最初から有料アプリにこだわることなく、まずは無料アプリから探してみてはいかがでしょうか。作曲アプリの種類によっては、無料版と有料版が用意されているものもあります。
無料から有料にすることで機能が拡張されるタイプの作曲アプリも多数あるので、ニーズに見合うものを選んではいかがでしょうか。
音楽の知識がない人はゲーム感覚の作曲アプリが最適
コード進行など音楽に関する専門的な知識がない人や楽器演奏ができない人でも、作曲アプリがあれば簡単に曲作りができます。
そのような人は、ゲーム感覚で簡単操作の作曲アプリをおすすめします。
画面に表示される画像や図形を軽く触るだけでメロディーが作れるタイプの作曲アプリなどもありますので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
音色が多い作曲アプリを選ぶ
すでに作曲の経験がある人や多彩なジャンルの曲作りをしたい人は、音色の数や音源数が多い作曲アプリを選ぶと良いですね。
たとえば鍵盤楽器ならピアノ・エレクトリックピアノ、ギターならエレキやアコギなど多彩な種類があり、楽器の音色ひとつで音楽のイメージがガラッと変わってきます。
音色が多い作曲アプリを使うことで創造意欲がかきたてられるというわけですね。
初心者がプロ顔負けの曲を作るコツは「鼻歌」!
音楽に専門的な知識がない人、楽器の演奏ができない人でも名曲を生み出した偉人は多いですよね。
「喜劇王」と呼ばれたチャプリンは、俳優・監督としても大活躍しましたが、作曲も手がけていました。
「ライムライト」や「スマイル」などはみなさんおなじみですよね。
実はチャップリンは、あれだけの名曲を世に残しながらも楽器演奏や読譜はまったくできなかったとも言われています。
チャップリンの名曲に限らず、わたしたちが知っている数多くの名曲は実は鼻歌から作られたものも意外に多いようですね。
そこで、最後に鼻歌から作曲ができるアプリとして「HumOn(ハムオン)」についてご紹介しましょう。
ちょっと気分がいい時は思わずハミングしたくなる、そんな時に浮かんでくるメロディーは自然に生まれ出てくるもの。それをこのアプリに向けて歌うだけでメロディーを記憶してくれるのです。
「HumOn(ハムオン)」以外にも鼻歌や自分の歌声を録音できるタイプの作曲アプリは多数ありますので探してみてはいかがでしょうか。
自分の鼻歌から後世にまで歌い継がれる名曲が生まれるかもしれませんよ。
まとめ
作曲アプリについてたくさんご紹介してきましたが、「これなら私にも作曲ができそう」と思った人も多いのではないでしょうか。
視覚で楽しめる作曲アプリや本格派の作曲アプリまで、実に多彩なジャンルがあることにきっと驚いたことでしょう。
その中で本当に自分のニーズに見合うもの、自分の音楽レベルにピッタリのものを選んで上手に使いこなしていけば、作曲経験ゼロの人でも自由自在に曲作りが楽しめます。
「音を楽しむ」という音楽の本質をスマホの作曲アプリを通して体感してみてはいかがでしょうか。